改めて 熊本地震

ブログ 社長ブログ

こんばんは
今日は松本市内で行われたセミナーに参加してきました
これまた業界では有名なM’s構造設計の佐藤 実氏の講演
タイトルは
セミナー資料

土曜日というのに参加者は意外に多く関心の高さがうかがえます
佐藤氏
2度現地入りしてつぶさに被害の状況を調査してこられたそうです
すでにネットなどでも相当出てますが
生々しい写真が一杯
住宅倒壊2

住宅倒壊1
しっかりとした解析はこれからということですが
築年数の浅い住宅でも数多く倒壊している物件がやはり多く
その多くが構造のチェックがなされていないか
設計と現場の施工の不整合ではないか とのこと
多いパターンが土台と基礎を緊結する金物が肝心なところに入ってなくて
柱が引き抜かれて壊れるもしくは壁の量(耐力壁)が足りないなどのようです

長期優良住宅の基準である耐震等級2でも壊れるものは壊れるとはっきりおっしゃっていました
それは計算上ぎりぎりのことができるような基準になっている分住宅の強度に余力がなく
ほんとにギリギリになっているからとのこと
それともうひとつは長期優良なども書類審査だけで現場の検査がないので
現場との不整合があったとしてもわからないという大きな問題・・・
(いつもいつもおかしいと思ってます)

大学などの偉い教授先生と違い実務家として現場に立たれている方の話には
説得力があり、わかりやすいです
ザルような現行の法規・制度の中では住宅の安全も建築屋の誠意に頼らざるを得ない部分
も多く、またその誠意が情緒的・感覚的なものなっていると
逆に仇になってしまうという事を痛感させられる話でした
一生懸命・親切だけではどうしようもない・・

普通にやるべきことをしっかりやる
理屈に裏打ちされた誠意 が建築屋に求められる誠意ですね・・・

コメントはこちらから