家事動線が122km減少!?

ブログ 社長ブログ

工務店ネットワークから定期的に送られてくる冊子の記事に
面白いデータが載っていました

特集のタイトルは
『今求められる
住みごこちのいい住まい』

住みごこちのいい住まい

主に家事動線について取り上げられた特集

家づくりの中でも重要な家事動線
特に奥様方が気にするポイントでもあり、
提案する方も機能性と生活感をあわせもってミニマムな工夫を
必要とする難しい場所

この特集の面白いのは、
近年の家のプランの、家事動線の距離や部屋の面積をデータ化してその傾向や
「住みごこち」への影響を分析しているところ
(以下のデータは全てアキュラホームさんの2009年から2015年の物件を元にしたデータです)

 

【主婦の歩く距離が122km減少!】

家事動線の平均距離が2009年の5.72mから2015年には3.63mに減り
家事で歩く距離が1日で335.9m短縮され、年間に換算すると122.6km
短縮したことになる!!
プランの工夫で歩く距離が短くなった = 時間短縮につながって
生活に時間的ゆとりが出来たという事ですね
逆に運動量は減るのでダイエットには逆効果?
とは記事には書いてません・・・(笑

 

【洗面室に入る複数動線が増えている】

廊下・ホールとキッチンからなど2ヵ所から洗面室に出入りできる
間取りに人気があり2009年から2015年で17%増加
この場合出入り口で壁が減る分収納スペースや脱衣かごなどを
置くスペースの確保に苦労する場合が多いので、図面上で導線の
便利さばかりに目が行くと失敗するので、スペースを立体的に
最大限使う工夫が必要
これもワタシの勝手な講釈・・・

 

【洗面室の面積は拡大傾向】

複数導線の影響もあるのか昔ながらの1坪サイズの洗面室は大幅に
減少して面積自体が平均で2割近く大きくなっている
いわゆる、1.25坪くらいの広さが多いのでしょう

「洗面室って本来意外と収納するものが多いので少し広めに・・・」
昔からやってます(出来る範囲で)・・・

 

【対面型も機能性重視が増えている】

対面キッチンが主流で採用率は95%に登るそうですが
同じ対面キッチンでもダイニングから手元の見えにくい
「壁立上型」と完全にオープンな「オープン型」があり
「壁立上型」が14%程度の増加傾向にあるのに対して
「オープン型」は8%の減少傾向らしいです
オープンキッチンは油の飛び、汚れの影響を受けたり
来客時にはあまり見られたくないという方も多いのでしょう
キッチンもデザインより機能性重視の傾向になってきたのでは?
とのこと

見た目のかっこよさに惹かれて採用したけど
生活してみるとちょっとミスったかも・・・
とならないように
「オープンキッチンにする場合、きれいに維持して人に見られても大丈夫な
自信がある、もしくは来客もそれほど想定しなくていいとか
ホームパーティーみたいな事を頻繁にやるといった人でないと、
見た目はいいかもしれないけど特に機能的に凄いといったものではないですよ
価格高いし・・・」
とは実際にプラン打合せでいつもワタシがお話しする事

水廻りも昔は気にせずに使われていた
無理やり感のあるスペース取りや導線計画から
より機能的に、より効率的にという志向へと当然の
要望と対応と提案が積み重なって進んできたのがデータから
読み取れますね

短縮された時間はゆとりの時間へ
狭すぎた空間は適度な広さの空間へ
そして「より快適で、より住みごこちのいい家」へ・・・

 

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